
色々な全国的なニュースサイトでも記事になっていた福山版「ネウボラ」始動。
福山が話題になるなんて珍しいと思ったのですが、さて、「ネウボラ」って何だろう?
どうやらフィンランド発のすごい子育て支援の仕組みのようです。
わが街、福山が全国的なニュースサイトでも話題に
記事が掲載されていた全国的なニュースサイト。
産経WEST : 広島・福山版“ネウボラ”始動 子育て相談員19人を配置、イクメン知事も後押し
47NEWS(よんななニュース) : 子育て相談は「福山ネウボラ」へ
ライブドアニュース : 広島・福山版“ネウボラ”始動 子育て相談員19人を配置、イクメン知事も後押し
などなど、いくつもの著名なサイトに書かれていました。
気になる記事の内容は?
妊娠期からの切れ目のない子育て支援を担う広島県福山市の相談窓口「あのね」が14日、市内12カ所に開設された。
引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/13204906/
妊娠期から学童期までワンストップで対応する子育て支援制度みたいですね。
妊娠中の過ごし方や子どものしつけなど幅広い相談にのってもらえるみたいです。
子育て支援制度の先進例とされるフィンランドの「ネウボラ」を目指しているということです。
フィンランドでは出生率を伸ばし、児童虐待死を激減させた「ネウボラ」
日本では、子育て先進国で、子育てがしやすい環境だと思われているフィンランドですが、昔はそうではなかったようですね。
ロシアから独立したフィンランドは、内戦が勃発、当時の乳児死亡率は悪化をたどっていた。そこで、子どもたちを劣悪な環境から守るため、医師や保健師らを中心に民間の活動として1920年代に始まったのが「ネウボラ」だった。
引用元:http://www.huffingtonpost.jp/2015/12/04/neuvola_n_8722440.html
『妊娠に気づいた女性はまず、近くにある「ネウボラ」を訪れるところから始まる。』とあるように、フィンランドでは、子育ての一部になっているんですね。
テレビなどでよく話題になる、「育児パッケージ」も「ネウボラ」の取り組みのひとつです。
引用元:http://www.huffingtonpost.jp/2015/12/04/neuvola_n_8722440.html
簡易のベビーベッドにもなる箱に、衣類や哺乳びん、爪切り、絵本などが赤ちゃんの世話に必要なグッズが約50点も詰まっています。
これは福山でも取り入れて欲しいですよね。
その他にも「ネウボラ」にはこんなサービスがあります。
- 医師や保健師ら専門職が配置され、妊娠中に最低でも8〜9回の健診
- 出産後も2回の健診が行われる。
- 子どもに対しては15回の健診があり、必要に応じて家庭訪問も組まれる
- 保健師や医師だけではなく、管理栄養士、リハビリ・セラピー、ソーシャルワーカーともつながることも可能
このように、手厚いサポートが【無料で】受けられるのです。ママパパも安心ですね。
オープニングセレモニーには、湯崎知事も
オープニングセレモニーには、広島県の湯崎知事も来られたようですね。
湯崎知事の後押しもあって今年度から、福山、尾道など3市町の子育て支援制度充実に県の予算も計上されているようです。
まとめ
いかがでしかた?今回は全国的なニュースサイトで話題の福山版「ネウボラ」についてご紹介しました。
パパママにうれしい、素晴らしいサービスなので、一時的なブームで終わるのでなく、継続的な地域の生活に根ざしたものになって欲しいですね。